窓枠補修 アルミサッシは叩いて曲げて治るのか

窓枠を曲げてしまった…とのことで依頼を受けました

強風で窓が開かず、ガチャガチャと開け閉めを繰り返していたところ

枠が曲がっていたとのこと

窓枠 補修前

見事にひん曲がっております

意外にも、窓枠はアルミで作られていることもあり、衝撃で簡単に凹み曲がってしまいます

外観上強固に見えますが、物理的な衝撃にはとても弱いのです

窓枠を交換となると、とても大掛かりな工事が必要となり、工事に伴い料金も高額になります

直せるものは、なるべく直して使いましょう

直せないものもありますが…

まずは、曲がってしまったアルミサッシを元の状態に戻す為に、曲がっている逆方向に

アルミサッシを曲げます

その時に何を使用して曲げるのか?

掴箸(つかみはし)と言う工具使用します

屋根屋さん、板金屋さんには必修の工具

アルミや鉄板を折り曲げる為の工具になります

どのように折り曲げるのかで、使用する掴箸も種類が違ってきます

写真の掴箸は、つかみと言い強く掴む場合に使用します

主な種類

・平掴み 板金を曲げる

・菊絞り より細かい曲げ加工

・八千代折り 箱形に加工

などなど他たくさんあります

板金工具の世界も奥が深いです

ちなみに私、補修屋の場合は板金を折り曲げて折り紙の加工するようなことまでは

できないのと、曲がっているものを直すくらいなので。つかみしか持っていません。

欲しいとは思いますが、使用頻度の割に値段が…憧れの工具です

窓枠 補修後

補修続き

アルミサッシを曲げる前に、なるべく作業に邪魔になるようなもので、外せるもの

金具などは全て外しておいた方が良いです

曲がっているアルミサッシを掴箸で曲げ、数回強く掴むことで、ひん曲がっていた

アルミサッシの形は緩やかな波打った状態となりますが、割と整います

アルミサッシの側面に当て木をして、外側からハンマーコツコツ叩きます

ある程度の形が整ったら、アルミ用のパテを打ち(アルミファイバーパテ)硬化後にルータにて細かく削り

成形します。最後に仕上げのパテを打ち、研磨して最終的な形を成形します

ここでこれから塗装する表面に凸凹や欠けなどがないか、垂直になっているか

スケールを当てて手触りを確かめ最終チェックします

どのような施工でも下地作りは仕上がりの肝となりますが

アルミの補修ではより気をつけるようにしています。

金属系の下地はとても目立ち、仕上がりにとても影響を与えるからです。

またわずかな欠けなど見つけた場合は、新たに部分的にパテを盛るより

接着剤を速乾プライマーで固めて欠け埋めた方がリスクも処理も少なく早く済みます

仕上げの塗装ですが、場所などを考慮して艶消しのブラック

ウレタン2液塗料にて仕上げました。

万が一溶剤で掃除されることがあっても大丈夫です

窓枠を曲げてしまいお困りの方、ご相談くだい

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